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2023-12-07 19:58:00

相生市 観光客は来ないが、研究者は「日本史の宝石箱」と呼ぶ荘園都市

矢野荘は、東寺百合文書という貴重な史料が残っていることで、中世の荘園研究の聖地とされています。しかし、観光客はほとんど訪れず、観光ガイドブックもありません。この動画は、矢野荘の歴史や文化、見どころを説明しています。荘園の時代であった中世日本を楽しみたい人には、あいおい矢野荘への旅をお薦めします。一人や少人数でゆっくり歩いてください。

 

相生市は兵庫県の南西部に位置する小さな町です。中世の日本の歴史に興味があるなら、ぜひ訪れてみてください。相生市には、中世は矢野荘という大きな荘園でした。矢野荘は、東寺百合文書という貴重な史料が残っており、中世の少年研究の聖地とされています。矢野荘は、秦為辰が開発して、藤原顕季に寄進し、鳥羽上皇の皇后美福門院が荘園として成立させました。

 

鎌倉時代末期、下地中分され、領家方が後宇多上皇から東寺に寄進されました。東寺百合文書には、矢野荘の詳細な記録があります。矢野荘北部は中世の面影を残しており、鎌倉時代から室町時代を経て戦国時代までの歴史を感じることができます。荘園鎮守や中世の山城もあります。

 

相生市は、山陽新幹線の駅があり、東京から4時間、京都から1時間ちょっとで行くことができます。観光客はほとんど訪れず、観光ガイドブックもありませんが、それがかえって魅力的なところです。相生市ではディープな日本の中世を歩くことができます。ぜひ一度、あいおい矢野荘に足を運んでみてください。